今月、東京葛飾区でわいせつ被害にあった女性が無人の交番に駆け込み、さらに、わいせつ被害にあった事件です。
警視庁は、私立大学2年の少年を逮捕しました。
本日、午前8時半すぎ、大学生の関係先に警視庁の捜査員が家宅捜索に入りました。
強制性交未遂などの疑いで逮捕された私立大学2年19歳の少年は、今月の16日の未明、葛飾区の路上で20代の女性の体を触ったうえ、助けを求めようとした女性が駆け込んだ交番の中で、さらにわいせつ行為をした疑いがもたれています。
警視庁によりますと、当時、交番の警察官はパトロールなどの活動のため不在にしていて少年は交番の中で数分間にわたって女性の胸を触るなどのわいせつな行為していました。
交番には、受話器を上げると自動的に警察署と繋がる緊急用の電話が設置されていますが、女性はこの電話を使わず自分の携帯電話で通報しました。
この事件を受け警視庁は、交番に駆け込んだ人が電話を使えるようわかりやすいように設置して説明を加えるなどの再発防止策を指示しました。
