ベトナム人家畜窃盗
ベトナム人2家畜窃盗
群馬県太田市でベトナム国籍の男女ら13人が出入国管理法違反などの疑いで警察に逮捕されました。このうち2人は北関東を中心に相次いでいた家畜の連続窃盗事件に関与していたとみられています。
きょう出入国管理法違反などの疑いで逮捕されたベトナム国籍の男2人。
この2人が浮上するきっかけとなったのが子豚連続窃盗事件。
先月子豚50頭窃盗された養豚場、群馬県や埼玉県では子豚など家畜が盗まれる窃盗事件が相次いでいて子豚だけでも被害は800頭あまりに上っています。
一方今年8月SNSに投稿された書き込み、ベトナム語で書かれています。「子豚の丸焼き 内臓やハーブもつけます。」書き込みには、値段は重さによって1万9千から2万6千円など子豚の取引を持ち掛けるような書き込みがありましたが盗難被害が報じられるようになった8月下旬をさかいに大半が削除されました。警察は、こうしたSNSを捜査し、2人が拠点としているアパートを特定、2人が食肉を配送センターに持ち込む様子や埼玉県内の梨農園を徘徊する様子が確認されました。その農園からは、翌日、梨の盗難被害が報告されたということです。
アパート二棟には19人の男女がいたということです。そして、警察はきょう男2人が暮らす群馬県太田市のアパートを家宅捜索、男2人を含むアパートにいたベトナム国籍の男女13人を出入国管理法違反などの疑いで逮捕しました。
Q記者・・・夜にうるさかったり?
近隣住民・・・ああ それでもうるさい パーティーみたいのやってるから
逮捕されたベトナム人が住むアパートの大家・・・土曜、日曜ね、特に多くてね 30人ぐらいなるね 昼から夜から夜中まで飲んでるね

きょうの捜索ではアパートの床下などから食用に加工されたニワトリ30羽を押収、また、警察によりますとこれまでの捜査で肉や果物の発送伝票を複数押収しているということです。
警察は、男2人が転売目的で家畜などの窃盗に関与していたとみて調べるとともに別のベトナム人グループもあるとみていて捜査を進める方針です。