まるで事故を予言していたかのようでした。転落した電車を巨大なクジラが救う。
オランダ南部のスパイケニッセで人々が見つめる先にあるのは宙に浮いたように見える電車の先頭車両です。
実は、この電車終着駅の車止めを乗り越えた末に脱線、高さ10メートルの高架から飛び出してしまったのです。
気になるのは、車両を支える不思議な物体です。上から見るとクジラの尾ひれのように見えます。
実は、これ およそ20年前につくられたオブジェで、なんとこんな名前が付いているのです。
「クジラの尾ひれに救われる」
まるで今回の事故を予言していたかのようです。乗っていた運転手は、自力で脱出し、ケガはなかったということです。