金子
 1億5千万円以上を会社から横領した女、あきれた使い道とは・・・
 捜査員に連行され足早に歩く、ベージュ色のマスクをした女、この女の逮捕容疑はおよそ1億5600万円の横領。
 金子幸代容疑者46歳は、経理担当として勤めていた東京港区の会社からおよそ1億5600万円を横領した疑いで逮捕されました。金子容疑者は、大学卒業後、船舶用資材販売の会社 鶴洋商事に入社 以来およそ25年間勤め事件当時はこの会社の経理を一人で担当していました。そして2014年4月から去年11月までの間にインターネットバンキングを利用して、60回以上にわたり、会社の口座から自分の口座に送金していたといいます。
 金子容疑者は、横領した金でルイ・ヴィトンやフェラガモなどで洋服などを自分で使用するために購入、クレジットカードには銀座にある百貨店などで1億円以上も買い物をしていた形跡がありました。46歳の金子容疑者は、埼玉県の実家に暮らしていて横領した残りの金の一部は生活費などに充てていたとみられています。警視庁によりますと1人で経理を担当していた金子容疑者は横領が発覚しないよう帳簿上は架空の取引で金が支払われていたかのように装っていたということです。しかし、今年に入り内部調査で横領が発覚、今年3月に懲戒解雇されていました。警視庁の調べに対し、金子容疑者は「間違いありません」と容疑を認めているということです。